きちんと使えていますか?~正しいアルコール消毒の使い方~

薬局では感染予防対策の一環として入り口に手指消毒用アルコールスプレーを設置しています。

新型コロナウイルスにだけでなく様々なウイルス・細菌に有用(※)なため、この騒動が終息した後も是非とも有効活用していただきたいと思います。


さて、アルコールが殺菌・消毒作用を発揮するには菌とアルコールの接触と接触時間が重要となります。

もったいないから、と必要な量以下で使用するときちんと効果を発揮できないだけでなく、「除菌した!」という油断を招き様々な場所に病原体を付着させてしまう恐れも出てきます。



では、本題の正しい使い方について。

  1. スプレーノズルの近くまで手を持っていきます。
  2. ポンプを下まで押し切り1回分を取ります。(1プッシュで約3mlでます)
  3. 両手の平・手の甲にまんべんなく伸ばし、指先・親指や指の股にもしっかり刷り込みます。
  4. 手に取ったアルコールがきちんと蒸発すればOK!

恐らくきちんと使うと手が乾くまでに15-20秒程度は掛かると思いますが、この時間が大切です。


ご自身の衛生管理のため、有効に使ってあげてくださいね。


※・・・全ての細菌・ウイルスに効果があるわけではありません

地域に根差す:シーガル調剤薬局

鎌倉市材木座に立地する「シーガル調剤薬局」です。 地域住民の方々の「健康情報拠点」となる事を目指しています。 当薬局は、厚生労働省施設基準「健康サポート薬局」・「地域連携薬局」として受理されています。 神奈川県薬剤師会「くすりと健康相談薬局」の認定も受けています。 病気を抱えている人でなくても、健康情報の発信基地としてご利用下さい。

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