薬局ブログ 2/15 「手指消毒の啓発活動をしてきました」
こんにちは。
酷く冷えることも少なく、2月にしては過ごし易いように感じる今日この頃です。
さて、先日鎌倉の主要駅周辺にて「正しい手指消毒を広めよう」をテーマとした啓発活動を行ってまいりました。
今回は鎌倉駅・北鎌倉駅・長谷駅にターゲットをしぼり、鎌倉市薬剤師会のスタッフと協力して、見落としがちな消毒のポイントが書かれたリーフレットと共に、アルコールのスプレーを配布させていただきました。
多くの方に手にとっていただき、ありがとうございました!
このブログを見てくださっている中には受け取られた方もいらっしゃるのではないでしょうか?
折角使うのならきちんとした使い方でないともったいない!
引き続き、正しい消毒で新型コロナにも、それ以外の感染症の蔓延防止にもご尽力いただければと存じます。
正しい消毒の使用方法に関しては以前も記事にあげていますので、今一度ご確認いただければ幸いです。
下のリンクから飛べます。
↓ ↓
+α(プラスアルファ)
~消毒液による手荒れが酷い方へ~
長期にわたる手指消毒の励行により重度の手荒れ起こして皮膚科受診される方が散見されます。中には過度の不安から、手洗い後に更にアルコール消毒をされていた方もいらっしゃいました。
アルコール消毒は健常な皮膚に使用する分には大きな問題にはなりませんが、傷・粘膜へは刺激作用を持つため、あかぎれ・ひび割れなどの傷がある場合はお勧めできません。皮膚が荒れると傷口から雑菌が侵入して炎症を起こしたり、肌の水分が失われやすくなってますます乾燥するといった悪循環へと発展する恐れがあります。
確かに、アルコール消毒は速乾性・殺菌性に優れた使い勝手のいい消毒方法に他なりません。しかし、創傷があるのに痛みを我慢して無理に使い続けるものでもありません。
実際に、石鹸を使用した20秒間の手洗いでも充分な効果が示されています。また、石鹸も辛い場合は15秒間の流水のみによる手洗いでもウイルスの数を100分の1にまで減らすことができます。
手荒れが気になる時は消毒方法をうまく使い分けて、皮膚の健康を取り戻してあげてくださいね。
0コメント