薬局ブログ 8/3 「白衣の色」


セミの声が余計に夏を感じさせてくれます。

室内にいても、白衣を着ているとかなーーーり暑い・・・。


もっと通気性のいい白衣はないんでしょうか?
どなたか教えてください  フウ(-。-;)。



ところで当薬局には3種類の白衣があることをご存知でしょうか。


これはスタッフの資格を区別するために導入されたもので、当薬局では以下のように分けられています。


  • 白色   薬剤師
  • 青色   登録販売員    
  • ピンク色 一般事務



さて今回は、多忙な事務仕事と並行して市販薬などの販売に携わってくれている事務兼登録販売員(青い白衣のスタッフ)について紹介させていただきます。


お気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、

シーガル調剤薬局では常勤スタッフ全員が薬剤師or登録販売員という薬に関係する資格を有しており、いつ誰にお薬の相談をしていただいたとしてもすばやい対応ができる態勢をとっています!


薬剤師はすべての薬に関わることができますが、では登録販売員はどのようなことができるのでしょうか。



登録販売員の特徴は、市販されている薬(専門用語では一般用医薬品と言います)のうち、第二類・第三類医薬品に分類される医薬品の販売に携わることができます。


この分類は薬が持つリスクの高いものから順に第一類、第二類、第三類と定められています。

第一類医薬品は薬剤師でないと販売できませんが、市販薬の中で第一類医薬品は全体の1割ほどしかありません。そのため登録販売員は市販されている薬の約9割を扱うことが可能です。

また、範囲は限られるものの、薬の効果的な使い方やそれに関連した健康相談にも対応することができます。


セルフメディケーション減税制度が始まってから早4年。

国は高齢化および医療の高額化にともなう医療費の増加に歯止めをかけるべく動いており、医療費削減は国策の中心のひとつとなっています。


そもそもセルフメディケーションとは
「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」
とWHOにより定義されている考え方です。


しかし、一見大したことのない不調でも大きな病気の予兆となりうることがあります。

薬局で全ての病気のスクリーニングをすることは非常に困難ではありますが、健康相談薬局で働くスタッフは少しでも危険信号をキャッチできるよう、定期的に病気の信号を学ぶ研修を受けています。

市販薬をご購入の際は店舗スタッフにひとことご相談いただくだけでも、質の上がったセルフケアができるかもしれません。




薬剤師は処方せんに書かれた薬には強いですが、市販薬のラインナップには疎いもの。

その点登録販売員であれば最新の市販薬の情報を持っていることもあります。


常備薬をお探しの方や市販薬について疑問をお持ちの方は青い白衣のスタッフにも気軽にご相談くださいね!

地域に根差す:シーガル調剤薬局

鎌倉市材木座に立地する「シーガル調剤薬局」です。 地域住民の方々の「健康情報拠点」となる事を目指しています。 当薬局は、厚生労働省施設基準「健康サポート薬局」・「地域連携薬局」として受理されています。 神奈川県薬剤師会「くすりと健康相談薬局」の認定も受けています。 病気を抱えている人でなくても、健康情報の発信基地としてご利用下さい。

0コメント

  • 1000 / 1000