薬局ブログ 1/19 「抗原検査キットを使うタイミング??」

今年は暖冬といいつつも、寒さは堪えるし乾燥が強い日も続いております。

皆さま乾燥対策はしっかりとされていらっしゃいますでしょうか?
今冬はここ2年とは異なり、久方ぶりのインフルエンザ流行も危惧されています。

実際に薬局でも、昨年末からインフルエンザのお薬に触れる回数が増えたと実感しています。


さて、直近ではご自宅でもインフルエンザの検査ができる、いわゆる「コロナ+インフルエンザ対応」の検査キットの販売が開始されました。

ご用意いただいている方も多いかと思われますが、検査キットは使うタイミングが重要です!!

今回は検査キットを有用に活用していただくために、検査のタイミングについて皆さまと情報共有をしたいと思います。



~抗原検査キットの使用タイミング~

新型コロナウイルスもインフルエンザウイルスも、熱や喉の痛みなどの症状が出た直後では十分にウイルスの量が増えておらず、検査をしても陰性(正確には偽陰性)となる恐れがあります。

検査のタイミングとしては以下の時間帯が望ましいとされています。


  • インフルエンザの場合:発症から12時間以上48時間以内
  • 新型コロナの場合:発症から少なくとも8~12時間、できれば1日


双方を加味すると、発症してから12~24時間を経過してから検査されると良いと思われます。

また、検査のタイミングはOKでも検体の取り方が間違っていても正しい結果が出ない可能性もあります。使用前に必ず説明書等に目を通してから使用して下さいね。



折角用意していただいた検査キット・・・

間違った使い方では無駄になってしまうどころか、陽性の場合は周囲の方にも感染リスクを負わせてしまう恐れもあります。

使い方、タイミングを守って皆さまの生活にお役立てください。


参考

・鎌倉市HP「抗原検査キットを無駄なく使うために」

地域に根差す:シーガル調剤薬局

鎌倉市材木座に立地する「シーガル調剤薬局」です。 地域住民の方々の「健康情報拠点」となる事を目指しています。 当薬局は、厚生労働省施設基準「健康サポート薬局」・「地域連携薬局」として受理されています。 神奈川県薬剤師会「くすりと健康相談薬局」の認定も受けています。 病気を抱えている人でなくても、健康情報の発信基地としてご利用下さい。

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